失敗事例|成功事例
弁護士は、親族間売買ができないことを理解しなかった。
【弁護士選びの失敗事例】東京 Mさん
東京都在住のMさん、弁護士に自己破産の手続きを依頼していました。
Mさんの希望は、親族に現在の持家に住み続けることでした。
弁護士は、親族間売買はできるから、債権者の承諾を得て親族に売却を行うことを説明。
債権者が親族間売買を売却価格によっては、承諾する場合はありますが、
購入する親族がローンを利用する場合は、問題がでてきます。
通常、任意売却の親族間売買に融資する銀行を探すのが非常に難しいのです。(現在まで当社では例はありません。)
それを、担当弁護士が、理解ができないというか、理解してくれませんでした。
結局、親族売買は成立せず、
その結果、Mさんは、弁護士に代理人を辞任してもらい、50万円支払った着手金のうち45万円を返してもらいました。
親族売買というのは非常に難しく、通常の売買でも融資を認めない銀行も増えています。まして、債権放棄のからむ任意売却物件に対する融資は難しいのです。